フジロックは年明けから始まる。
どんなアーティストが来るかまだ決定していない時期から翌年のフジロックは始まっている。フェス好きなら年明けからアルバムを出したり、来日ライブするアーティストのチェックをしてラインナップの予想を立てる。周りにも年明けから予習CDを制作する強者も存在する。
そんなことをしている内に2月。毎年行っているフジロックファンなら何の時かお解かりだろうが早割りチケットの抽選の時期だ。この時ばっかりはフジロックに行かない友人(行けない面々!?)にもお願いして抽選に応募する。
東京在住の頃は岩盤にも並んでみたが前日の昼から待っている連中がいるくらい熱狂的なフジロックファンには流石に勝てない。寒い中寝袋持参のファンまでいるくらいだ。
今年の結果発表!!全員見事にハズレ。。こればっかりはしょうがない。オークションとSNSでの交渉に望みをかける。大体の場合は早割りの通常金額より上乗せされるが一般発売で買うよりはいい。
どうしてそんなに早割りチケットにこだわるのかというと一番の目的は「駐車券1」。二番目は通常チケットより安い。「駐車券1」を手に入れる事が出来るかどうかによってその後のプランが変わってくる。駐車券によって車のとめられる場所がぜんぜん違う。キャンプする方ならなおさら「駐車券1」をゲットしておけばキャンプサイトも近いし行きも帰りも楽ちん。
日常そんなに自然に触れてない僕たちにとって過酷な自然との戦いでもあるフジロックは準備万端で行きたいじゃないですか。で今年はなんとかオークションで駐車券を相方が手にいれてくれてなんとか準備万端。それからの数ヶ月はラインナップが決まる度に一喜一憂しながらステージ割りがどーだのとか言いながら開催日まで日々を過ごしておりました。
岡山から苗場まで約10時間の道のり長いようであっという間に到着。高速を下りてから会場までが一番長く感じるのは僕だけだろうか。大荷物のフジロッカーたちがぞろぞろ歩いている。独特なフジロックの雰囲気が伝わってくる。
場内1の駐車券を持っている僕らはスイスイと会場の中へ。ここまで来たらテンションも一気に上がる。リストバンド交換所の前でリストバンド交換係じゃんけん!!はい僕負けました。
交換するとキャンプサイトへ前夜祭からいるキャンパー達が近場の平地は占拠しているので少々斜めの勾配のある所にテントを設置。
駆け付け一杯のビールをのみタイムテーブルをチェック。朝のこの時間帯がたまらない。自然に囲まれた見晴らしのいい丘で朝からビール。まわりのフジロッカー達も思い思いの時間を過ごしている。この雰囲気だけでもなんか癒されてくる。人ごみがあまり好きでない僕でもフジロックを楽しもうと同じ目標の上に集まった人達に囲まれていると何か違う。
とりあえずは腹ごしらえフジロックでアーティストを見る以外で一番の楽しみはフェスごはん!!何を食べても旨い!旨いものがこんな山奥に集まっていろいろで食べれられるなんて幸せなんだろう!世界でもこんなにクオリティーの高いフェスごはんを出すフェスティバルはまずないだろうと思う。一日に何食食べたのか分からないくらい食い尽くす。もちぶた・とろろご飯卵入り+おしんこ・タイラーメン・天国タンメン・ところてん酢醤油からし・雨入りハイジカレーチーズハンバーグトッピングの大盛・パエリア・プルコギ丼・チヂミ・とんこつラーメン替え玉・黒とんこつ替え玉・釜焼きピザマルゲリータ・たこ焼き・ひつまぶし天国・きゅうり・・・etc。あんまり食べてないな今年のフジ!?
食事の合間にPhateeチェック!!Phatee のバックパックの彼女とPhateeのボトムスの彼氏のカップル。タイツにショーツを合わせているお父さん!?マルチな柄なボトムスは一発でPhateeとわかるし、帽子も目立つので遠くにいても見つけ安い。座って回りを見回しただけなのにこんなにいるなんて!?僕はもちろん全身Phatee。Phatee好きは食いしん坊が多いのだろうか。。。会場を端から端へと移動している時にもPhateeを着こなしている人を何人か見かけ改めてフェス好き御用達のヘンプブランドなんだなと。
そろそろライブステージへ移動、お目当てのアーティストを目指して歩いている途中でもここち良い音と自分の好きな空気感が伝わってきたら自然と足が止まる。ジャンルに関係なく気持ちいいものは気持ちよく新たな音楽との出会いがあるのがフェスのまた魅力だ。
アーティスト達もそれぞれ雰囲気の違うステージで自分たちの空気感を作り上げてお客さんを魅了している。お気に入りの昼寝スポットをみつけて遠くにライブの音を聴きながら仮眠を取るのもまた心地よい。年々昼寝の時間が増えているのは気のせいだろうか。。
とにかく三日間で行きつくせないくらいサイドイベントもあり会場もだだっ広いのでスケジューリングが難しい。かといって自分なりのタイムテーブルを決めてもそれ通りに行くはずも無くいつの間にか楽しい時間は過ぎていく。
今年のフジロックは2日晴れて最終日に大雨!スコールのような大雨の後は嘘の様に晴れたが地面はぬかるみだらけ。長靴雨具上下の完全防備のフジロッカーはぬかるみなんか気にしない。外国の方々はビーサンやらグチョグチョのスニーカーでも余裕で楽しみ、僕はというと長年履いているスポーツサンダルで泥にまみれても余裕!?こんな状況も楽しんでしまうのがフジロック!!
でも今年の失敗はダニ対策。。左足二箇所噛まれてパンパンに腫れちゃいました。一緒に行った連れも仲良く左足を噛まれ歩けないくらいの痛さに。みなさんダニ対策だけしっかりと!!日が暮れてくると山は寒暖の差が激しいのでウインドブレーカーや雨具を着込み、歩いている人のファッションも夜モードへ変わる。朝から晩にかけて自然の表情も移り変わり道にあるオブジェもライトアップされ夜は違った雰囲気も楽しめる。
ステージも照明が一段と映え臨場感が増してくる。レーザーが天井や壁のない開放的な会場で縦横無尽に駆け巡り山肌に光があたり幻想的な風景を作り上げる。この雰囲気と共に音に酔いしれる時間帯は僕の一番好きな時間帯だ。
夜もまだまだ長い朝方までどこかで音が鳴り響いている。体力の続く限り無理をしないように遊び三日間を精一杯楽しむ。フェスの余韻はおわってからも一週間はつづく。
来年はまたどんな空気感を味わえるのだろうかたのしみだ。
by noth From Okayama to Naeba







